その時、科学者たちはそれぞれの船に乗って、洋上からあるいは上空から – それってUFO ? –

はじめに

1980年代中頃、日本の水産庁の水産資源調査船、開洋丸が、不思議な事象に遭遇した。それは、なんとも、UFOに遭遇したのではないかと思わせるような話であった。
その船には、しかも、れっきとした経験豊かな科学者や技術者が乗り組んでいて、彼らはこの出来事を報告し新聞でも報道されました。
そう、それで今回は、この話を二つのSF的視点で見ていきましょう。
ひとつはScientific Facts (SF)/科学的事実です。もう一つのSFは、これはいわゆるScience Fictionです。

科学的事実(Scientific Facts)

開洋丸は、海洋水産資源、例えば魚の行動や分布を調べる調査船です。

この時の開洋丸はその一代目で、現在は二代目が活動しています。

その日、その船は、太平洋の真ん中で調査活動中でしたが、乗員の一人でレーダー監視の専門家が、夜間当直のためブリッジにいました。そして、彼と彼の2名の同僚が、大きな物体がレーダースクリーン上に映し出されているのを確認しました。その大きさは200メートルから300メートルもありました。三人のうちの一人が、その時のことを次のようにメモに残していました。
「レーダーに大きな物体が映し出されていて、我が開洋丸の周りをぐるぐる回っている」「月夜であったが、その物体を目視で確認できなかった」

驚いたことに、船の周りを信じられないほどの高速で旋回した物体は、突然船に近づいてVターンし、船から離れてレーダー画面の視界から外れました。

レーダー探知の専門家は、レーダーシステムの誤動作の可能性を明確に否定しました。

30分後、再びレーダー画面に大きな物体が現れました。 今度は一定の距離を置いて船の後方に現れ、ものすごい速さで近づいてきました。 (後で速度はマッハ 4 と推定されました) 当時、レーダーの専門家はレーダー画面で監視を続けており、他の2人は甲板上で物体を視認しようとしていました。

レーダーの専門家は、物体との衝突は避けられないと思ったのですが、他の二人は上空には何も見えませんでした。 そして、レーダー画面上の物体が船の真上に到達すると、彼らは風切り音のような、あるいは風が吹くような音を聞きました。それは、専門家にとってこれまで聞いたことのない、しかしどことなく嵐のような音や風が吹く音のような音でした。 その直後、レーダーの専門家は顔を上げ、赤や黄色の非常に強い光を見て、思わず「ああ、そこだ!」と叫びました。

まもなくその光は減衰して消え、同時にレーダー画面上の物体も消えました。

注: この事件は30年以上前に起こったものです。 そして、上記の話は「事実」というタイトルになってはいても、それは新聞記事についての私の昔の弱い記憶から来ているので、「事実」という言葉は、このあとに続くフィクションとの対比のために使っています。

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空想科学(Science Fiction)

その部屋は涼しくて快適でした。 そこには、4人の人間のような姿が大きなスクリーンに注目していました。 そのうちの 2 人は、地球上の女性のように見えます。 彼らは、ヨーロッパ系でもアジア系でもなく、それらいくつかのハイブリッドのような容姿で、基本的に美しい姿をしていました。

「船長、海上に船を発見」――――と、絹のような長い黒髪の女性のような姿のものが言いました。

「了解、ケリーニ」船長は答えた。

「視覚的透過画像によると、この船は科学研究が目的と思われます」 「また、戦争などの目的で人を殺したり破壊したりすることを目的とした爆発物が積まれていないことも確認済みです」 – – – 緑色のショートヘアーのもう一人の女性のような者が報告しました。

「オーケー、ラムラ、ここにいるヒューマノイドは皆、私たちと同じ平和な技術者か科学者だということだな?」 – – – 船長は言った。

「そうです。わたしもそう考えています。船長!」ーーーラムラは言った。

別の男性のような姿の者が続けた。 「あの船は検知システムの一種と考えられる電磁波を放射しています。」 「我が異星研究センターからの情報によると、この星のヒューマノイドは、光速度不変の原理、量子論、エントロピーなどの重要な知識をすでに獲得しているが、超光速時空層の存在をまだ知らないとのことです。 一方、文明を維持する力は我々と同レベルです、ただし、戦争というものを完全に排除するということ以外はですが・・・船長!」

「そうか、彼らも戦争というものに苦労しているのだな。かつて我々も、戦争の完全排除に苦労した歴史をもっているが・・・」
「わかった。ならば私に考えがある」
「スカイテス! 第7 銀河系自然文明保護委員会 (GNCCC-7) に、私たちの宇宙船を見えないようにしながら、彼らの検出システムにのみ私たちの宇宙船の存在を表示させ、そして超光速時空層に飛び込んだ瞬間に放射される赤方偏移光だけを肉眼に見せてやってもよいかどうか問い合わせてくれ。そうする事で、彼らの歴史がどうしようもなく大きな影響を受けるのを避けることができる一方で、高度な技術のわずかながらのヒントを与えることができるだろう。彼らには、ミステリアスではあるがなんとなく物語るものがあると感じさせる効果をもたらすことが出来るだろう」 – – – 船長が述べた。

「了解!」- – – その男性のようなヒューマノイドは答えた。

数分後、スカイテスが言った。 「船長、GNCCC-7は、”許可する” と回答してきました」

「よし、それではまず、我々の船の周りの可視性スクリーンを調整して、彼らが私たちを視覚的に見ることはできないが、彼らの検出システムでは見ることができるようにする。これはスクリーンの電磁共鳴帯域を制御することによる。その後、彼らの船の周りを円を描いて飛び回ろう。そして数回周った後、彼らの飛行機械では不可能な V ターンを見せることで、私たちを自然現象ではないなにか未知のものであることを示唆してやろう。 その後、船の後方から再び接近して加速し、船の真上で超光速時空間層へ突入しよう。そうすることで、 その瞬間、彼らは赤方偏移した光の放射を見ることになるだろう。それは、彼らが戦争の完全排除を成し遂げたあとに、いつか私たちの良き友人になるであろう彼らへの、私たちの将来の挨拶になりうるだろう」 – – – 船長が命じた。

接近を開始した途端、4人は洋上にある船の管制室らしき部屋の外側に2体の人型が出現するのを見ることができた。 この 2 人の人物は当惑し、彼らの検出システムで見たであろう物体を目視しようとしているように見えました。

「突入!」- – – スカイテスが言った。

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著者の能書き

最後に、うっかりして、わがままな楽しみのためだけに、こんなばかげた話を書くほどまでに耽溺を広げてしまいました。 この話はかつて有名な新聞に取り上げられましたが、同時に、それが物理法則で予想されるよりもはるかに遠い別の遠い惑星からの宇宙船であったという具体的な証拠はまったくありません。 また、超光速時空層などは私の全くの幻想です。 とにかく、可能性の限界は誰にもわからないので、たとえば「OK、これ以上可能性はありません。確認できますか?」など、何かを否定することは不可能な場合があるということは言えるので、 ここでもちろん、そんな宇宙船を作って超光速を証明して見せれば、「あの事件は本当だった」と言えます。 – – – あっちゃー – – – もう今日のイタズラはこれぐらいでやめときます。

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不明 のアバター

投稿者: taka8taka8

I am a middle aged man who cannot stop creating something in my imagination.

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